三月に入り、日野先生が2月18日に急逝されたというお知らせを 「梧竹の会」 からいただき大変驚きました。
その頃、日野先生のおはからいで、徳島県立文学書道館で開催の 「梧竹と明治の書」 ー近代黎明期の作品群ー
(2月13日〜3月22日)に、弊社で所蔵している梧竹の六曲一双の屏風を展示していただいていた最中で、
2月下旬には日野先生の展示解説が予定されていました。
残念ながら先生がこの解説をされることはありませんでした。 初めて先生にお会いしたのは昨年の5月、明治神宮内会館で行われた 「梧竹の会東京セミナー」 で、前述の
梧竹の六曲一双の屏風と掛軸2点を皆さまにお見せする機会をいただいた時のことです。
おだやかな先生の笑顔とお人柄、そして展示作品の見方に関する興味深い解説は今でも鮮明に記憶に残っています。
短い間でしたが、先生には大変お世話になり、感謝の想いでいっぱいです。
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先生のご冥福と、先生のご遺志を引き継がれた 「梧竹の会」 の今後のご発展を心よりお祈りいたします。
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